傷だらけのBlue Swan(CROWN POP)①

CROWN POP

大人の趣味として、スタプラDDが超おすすめ!各グループ紹介(CROWN POP)編

 以下の文章は、他の人には全くの妄想と捉えられてもおかしくない私の想像による補完がたくさん含まれていますが、話を面白くしようという観点ではなく、あくまで私にはそう見えたということで綴らせていただきたいと思います。大人のアイドル鑑賞の一つとして、「見えないことや発表されてないことは想像で補完し、自分なりの物語を作り上げ、その過程も含めてアイドルを楽しむ」というものがあると思っていますので、「そういう見方があるんだ」「いやこういう見方もあるんじゃない」などと楽しんでいただけると幸いです。

 さて、WikipediaによりますとCROWN POPの結成は2015年、現在も在籍する3名のメンバーを含む全6人のグループとして、スターダスト・プロモーション芸能2部の中で結成されました。現在こそスターダストプラネットのメンバーとして一つの括りになってはいますが、2015年当時スターダスト・プロモーションのアイドルは、その時点で成功を収めていたももいろクローバーZや私立恵比寿中学など、ほとんどが芸能3部の所属でした。

芸能2部レッスン場改め、【CROWN POP】 2017 01 24 – YouTube

※ 今回改めて調べて知ったことなのですが、スターダスト・プロモーション内の芸能1部、2部、3部などの区切りは女優さん部門、俳優さん部門、タレント部門、アイドル部門といったはっきりした区分けがあるものではなく混然としていて、単に競争意識を掻き立てるためにそうなっているという説まであるそうです。しかも、今現在では10部まであるのだとか。

 事務所内での区切りでしかないとは言え、その所属の違いからくる雰囲気の違いというのは確かにあって、他のグループが大体”ももクロ”のような小学生男子的というか週刊少年ジャンプ的キャラクターをしているのに対し、CROWN POPはもう少し年上の女の子が読むファッション雑誌のモデルさんのような雰囲気がありました。

 そんなCROWN POP(以下、クラポ)のことを私が初めて知ったのは、2018年、ももいろクローバーZ結成10周年コンサート「夏S 2018 ももクロトリビュート ~みんなで10周年をお祝いしちゃうぞ!~」の事前紹介番組、「ももクロ・エビ中緊急生特番!STARDUSTPLANET発足記念大感謝パーティー(夏Sに出場する全グループの代表メンバーが出演)」に登場した当時高校生だった年上メンバー3人によってでした。

『芸能界の王冠をつかむためダンスを磨いて奮闘中、CROWN POPです』

当時、ずっと応援している”ももクロ”の妹分として、スタプラアイドル全体をうっすら応援している程度のULSD(ウルトラライトスタプラDD(北川景子さんの旦那さん風))だった私の感想は、「ガチャガチャワチャワチャしたスタプラアイドルの中で、ずいぶん大人しそうな子たちで前に出る力も弱そうだけど、ずいぶん大きな目標をたてたもんだな」というものでした。

ただ、最初のほうこそ緊張して大人しかったのでしょう、番組が進むにつれ慣れてきたのかその三人のうち一人の子が躍動を始めます。その一人とは山本花織ちゃんでした。山本花織ちゃんは、純情可憐なキャラでその番組の司会だった東京03飯塚さんのハートを掴み、その番組のMVPを勝ち取るや、今度はその純情可憐なキャラは猫を被ってたと暴露、視聴者のハートも鷲掴みにしたと思います。

※ 山本花織ちゃんは、現在クラポを離れ芸能界からも離れており、名前を出すか迷いましたが、現にクラポにいた重要メンバーだと思いますので、あえてそのまま書かせていただきます。

 それに比して、一緒に来ていたメンバー二人の印象は殆どと言っていいほど残らず、クラポは山本花織ちゃんという可愛くて面白い子がいるグループという印象だけが強く残りました。

 そして、その印象が強いまま夏Sのライブアクト。思いの外、いい曲が多く、歌唱メンバーとして事前番組で印象が薄かった二人の頑張りも垣間見えたのですが、二人とも今ほどの歌唱力ではなく、結局、煽り担当(盛り上げ役)の山本花織ちゃんが一番目立っていて、クラポはやっぱり山本花織ちゃんのグループだという印象のまま夏Sが終わり、関東から遠いところにいる地方のULスタプラDDが次にしっかりとクラポを見ることになるのは、2020年開催の第一回スタプラアイドルフェスでした。

 そして、この第一回スタプラアイドルフェスでクラポの運命が大きく動きます。

次回に続きます。

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