傷だらけのBlue Swan(CROWN POP)⑥

CROWN POP
里菜「チーム戦だったんでワクワクした」

大人の趣味として、スタプラDDが超おすすめ!各グループ紹介(CROWN POP)編

 この記事は第六回になります。第一回記事はコチラ、第二回記事はコチラ、第三回記事はコチラ、第四回記事はコチラ、第五回記事はコチラになります。

左から、三田美吹ちゃん、雪月心愛ちゃん、里菜ちゃん、藤田愛理ちゃん、田中咲帆ちゃん。

 二代目シンデレラが選ばれたことで、初代シンデレラが受けていた恩恵も背負っていたプレッシャーも同時に無くなった2021年。そして迎えた2022年。

 前回も引用した2022年12月10日放送の『いぎなり東北産・橘花怜のスタプラアイドルラジオ』でゲスト出演した三田美吹ちゃんは2022年を振り返って、「メンバー同士ですごく衝突することもあった。」と語っていました。

 では、CROWN POPにとって2022年はどういう年だったのでしょう。外形的には2枚のシングルを発売。さらに豊洲PITでのライブなど、コロナ禍と言えどかなり活発に動いています。こんな恵まれた状況下にもかかわらず、衝突しなければならないほど荒んでいたのか?いえ、そんなことはありません。前述のスタプラアイドルラジオで詳しく述べられていたのですが、新しい大きなチャレンジだからこそ、一人ひとりのパフォーマンスを見直していくために意見し合い、それが元で衝突に至ったのだそうです。シンデレラとして推される風が無くなったことで翻弄されることもなくなり、自分たちの意思でしっかりと羽ばたく決意をしたということの発露ではないでしょうか?

 これは余談なのですが、今回この一連のブログ記事のために動画から画像を取得していたのですが、2021年以前のものではダンス中の動きが揃わず、いい画像を取得するのが大変でした。2022年以降のものは画像取得まではしていないので厳密には言えませんが、動画を見る限り動きが揃っていて明らかに変わったことが分かります。7年以上の活動歴があるグループが自分たちのダンスや歌唱などをメンバー同士で話し合って改善することは容易ではなかったと思います。「なんで今まで言ってくれなかったの?今までも、そんなふうに思ってたの?」長年の付き合いがあるからこそ、今まで言わなかったことが重みを持ってのしかかってきます。でも、そうやって本気でぶつかりあったからこそ、目に見える形で変われたのではないでしょうか?

 そして、そういう決意は大きな勝利を呼び寄せます。3月17日、CSテレ朝チャンネルで放送された生特番『帰ってきたアイドルお宝くじ』で優勝し、ご褒美として90分の冠番組を見事勝ち取ったのです。

『帰ってきたアイドルお宝くじ』は4人での出演でしたが、
優勝ご褒美特番『CROWN POPのクラウンポップ!ステップ!ジャンプ!』は5人全員での出演でした。

 原口あきまささんを進行に迎えた同番組は、写真右上にも表記があるように「クラポの魅力が詰まった90分」でした。これをグループで勝ち取ったことは、個人戦での勝利に翻弄された2年間があったからこそ、より大きな意義があるものだったのではないかと思います。

 そして、またグループで戦える場が提供されます。2023年1月14日開催の第三回スタプラアイドルフェスティバルが、今までの個人戦ではなくグループでの戦いとなり、『シンデレラグループ』を決定するものとなったのです。当然、グループとして熱が入ったのでしょう。1月1日配信予定だった動画を第三回スタプラアイドルフェスティバル前日の公開に切り替えたのです。

 今まで拙いながらも6回に渡ってCROWN POPのことを書いてきたのは、この動画を少しでも共感して見てもらいたいがためでした。またこの中で一曲披露されている曲があるのですが、この動画の内容から言って、さすが『笑顔の天下』の血を引く者たちだなあと思わざるを得ません。本当に前置きが長くなってしまいましたが、どうか御覧ください。

 CROWN POPのグループのイメージカラーは青で、今までの衣装も殆どが青を基調としたものでした。それが、この赤い衣装です。もう完全に不死鳥・フェニックスですよね。紅蓮の炎で我が身を焼き尽くし、その灰の中から雛として生まれ、新たな生を生きる。今、CROWN POPは生まれ変わろうとしています。今の成熟して努力を怠らないスタプラアイドルたちは、完成に近く素晴らしいパフォーマンスを堪能することが出来ます。その反面、アイドルの一つの楽しみである成長を見守るみたいな要素が希薄です。しかし、今まさに新たに自分たちで羽ばたき出したCROWN POPは、その成長の過程を見届けることが出来るのです。

 2023年3月11日『やかんとアイドル』特別編の『ごぼうとアイドル』で、スタプラアイドルフェスティバルの発起人であり三田美吹ちゃんをレギュラーに起用した『ミュ~コミプラス』のMCでもあった吉田尚記アナウンサーから、(言葉にすることで願いが叶うこともあるから)最後に一言と言われた三田美吹ちゃんは、「今のあたしで、吉田さんとまたラジオやりたいです。」と答えたのです。まさに新しい三田美吹、新しいクラポだと思いませんか?

 各グループ紹介 CROWN POP編は以上となります。お付き合いいただきありがとうございました。

 最後に、私が一番好きなCROWN POPの歌詞を紹介して終わりにします。

あなたの声援が 手拍子が、どんな音楽よりも
わたしを励ましてくれること感じてほしいの
あなたと分け合える幸せの全部が嬉しくて
今日まで乗り切れた日々だから.
 I believe これからも笑ってライブで逢えますように

 今年後半、CROWN POPはZepp Diver Cityでのリベンジ単独ライブだけでなく、全国ツアーもやるそうですよ。

 みなさん、クラポのライブ行ってみませんか?そして、いつかの横浜アリーナで一緒に声援と手拍子をメンバーまで届けましょう!

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