大人の趣味として、スタプラDDが超おすすめ!各グループ紹介(CROWN POP)編
この記事は第二回になります。第一回記事はコチラになります。
第一回スタプラアイドルフェスティバル(以下、スタプラフェス)の開催に先立つこと2ヶ月、2019年11月25日(月)にスタプラフェスのメイン企画「シンデレラ決定戦」の順番決めのくじ引きが行われました。ここでスタプラフェスとシンデレラ決定戦について軽く説明いたします。
スタプラフェスとは、ラジオ局”ニッポン放送”でアイドルなどのサブカルチャーを話題の中心に据えた番組「ミューコミプラス(現ミュ~コミVR)」の司会を務めていた吉田尚記アナウンサーが、今一番推してるスタプラアイドルたちが、いまいち世間に浸透していないことを憂いて、一点突破で世間の耳目を集められるよう企画したものです。その一点突破の方法とは、未だ世間に浸透してないスタプラアイドルグループ(以下、妹分グループ)8組計46人の中から、その日横浜アリーナに集まった観客の投票でたった一人のシンデレラを決め、その一人を大々的に打ち出していくことで全体の認知度を高めようというものでした。
その投票の目安が、その時点である程度の知名度と集客を獲得していた(もしくはしていた過去のある)4組のお姉さんグループの代表曲1曲(4組なので計4曲)を、妹分グループで歌い分けて、そのパフォーマンスで判断するというもので、これを称してシンデレラ決定戦といいます。
ニッポン放送の人気番組主催で横浜アリーナを使い、1万人規模の投票でももクロの妹分グループから一人のシンデレラを決める。大々的に打ち出していけるニュースバリューが十分にある企画だと思います。
そのシンデレラ決定戦の順番ぎめで、クラポは幸運を引き当てます。前回述べた夏Sというコンサートで、「今はスタプラのHPで、一番下の私達ですが」と語っていた雪月心愛ちゃんがトップバッター。年上組の歌唱メンバーである三田美吹ちゃんが大トリという、たとえシンデレラに選ばれなくても十分印象に残れる好配置と言えます。
ところで、前回からの繰り返しになりますが、この時点でわたしのCROWN POP(以下、クラポ)に対する印象は、明るく社交的でキュートな山本花織ちゃんを中心としたグループといった感じであり、ハリウッド映画にも起用されたという華々しい経歴もある山本花織ちゃん自身も、自分がクラポのフロントメンバーとしてグループを引っ張って、あるいは押し出していかなくてはという意識を大いに持っていたのではないかと思います。そのあたりは、当時放送されていたBS日テレの番組『ももクロと行く!』のスタプラフェスの裏側編でも強く感じられました。クラポメンバーの中で唯一同番組の出演経験があった山本花織ちゃんは、率先してカメラマンとステージ裏で交流しメンバーを紹介して周ります。
今ではこのスタプラフェスのファンも多く、開催を心待ちにしている人も大勢います。しかし、第一回のこのときは、賛否両論。ネット上では否の意見もたくさん見かけました。「なんでスタプラアイドルに競争させるんだ」「競争するグループなら他にいるじゃないか」。競争から起こるギスギスより、のほほん、のんびりとした無邪気な感じがスタプラアイドルの大きな魅力の一つです。私自身、小学五年生男子のような”ももクロ”を好きになったとこからがスタプラ推しのスタートなので、その気持ちはよく分かります。
でも、もしかしたら、そののんびりとした気持が上へ駆け上がって行く力を奪っているのではないか?売れてる先輩の数より、売れてない横並びのグループが多い状態が何年も続くある意味安心感のぬるま湯のような環境の弊害として、ガツガツ戦う気力が失われてるのではないか。そうも思ってしまいます。
先にも述べた『ももクロと行く!』のスタプラフェスの裏側編に、雪月心愛ちゃんがスタプラアイドルを好きになったきっかけ「たこやきレインボー」のライブを熱心に見つめるシーンが捉えられています。こうやって憧れの目で見ている先輩たちのところまで行きたい並びたい、日々のレッスンや活動はこの目標のために決まっています。
ファンが思う以上にスタプラの妹分グループのメンバーたちはこの機会に賭けていました。スタプラフェス開催前、あちこちのグループからシンデレラになる宣言が聞こえてきました。戦う機会、挑戦する機会がなかっただけで、現状を変えたい。そう思ってるグループだらけでした。
クラポからは、シンデレラになる宣言こそ聞かなかったものの、初代シンデレラとなる三田さんも熱い気持ちで向かっていたことを吉田尚記アナウンサーとの対談で語っていました。
このみんなの熱い気持ちがぶつかり合い、最高の勝負が生まれました。その真剣さは観客にもしっかり伝わり、わたしも自分の一票の重みを感じながら、その時感動させてくれたアイドルに投票しました。第一回スタプラフェスの参加者は殆どがお姉さんグループのみのファンだったと思いますが、第二回、第三回と続くうちに、複数グループ推しファンが増えていったのは、このときの熱が伝わったからではないかと思っています。
さて、正直このときのわたしは違うグループのアイドルに投票しました。当然、そのアイドルがシンデレラになることを願っていたのですが、いざシンデレラの発表で三田さんが登場したときに、「まあ、そりゃそうだよな」と思ったのを覚えています。そして、その発表時の独唱で「よく、この人に投票しないでおれたな」そう思わせるくらい素晴らしい歌唱でした。
また、偶然だったのかもしれませんが、この日の入場時に配られたチラシで、唯一翌日にファンが会えるイベント(新曲のリリースイベント)の予定を組んだクラポの運営は見事な采配だなとも思いました。(残念ながら、第一回のスタプラフェスは日曜日開催だったため、翌月曜日早朝の飛行機で帰らなければならず参加できなかったのが残念でしたが)。
ただ、それだけでなくコンサート参加者が見ることの叶わなかったシンデレラ選出の瞬間から、シンデレラによる横浜アリーナでの独唱とその裏側まで映像に収めていたというのは、クラポのツキと実力を運営が信じ切っていたからに違いありません。本当に美しい自信だと思います。
結果、会場での三田さんの独唱とこの映像のお陰で、わたしの中でクラポが山本花織ちゃんだけのグループから、山本花織ちゃん、三田美吹ちゃん、里奈ちゃん、田中咲帆ちゃん、藤田愛理ちゃん、雪月心愛ちゃん6人のグループとなり、三田さんが独唱した「手のひらに青空」という一曲が、わたしの中でスタプラフェスを代表する曲となりました。
こうして最高の感動を残し、第一回スタプラアイドルフェスは幕を閉じ、吉田アナウンサーのしかけ通り、様々な媒体で取り上げられることとなります。6人組「CROWN POP」三田美吹がシンデレラ。6人組グループ”CROWN POP”にとって最良のときだったと思います。
次回に続きます。
本当はCROWN POP紹介編を終わらせてから、紹介したかったのですが、今回大いに話題にしているスタプラアイドルフェスの第三回(2023年開催)の模様を収録したBlu-rayが今日から受注生産の受付が開始されています。5月7日までに注文しなかった場合、手に入れることが本当に難しくなりますので、少しでもCROWN POPやスタプラアイドルが気になられたら、少しお高いですがご注文いただけたらと思います。クラポの活躍もたっぷり見れますし、今後紹介するグループの貴重映像がたっぷりと見れるはずです。当サイトは現時点でなんのアフィリエイトも始めてませんので、そういうのがお嫌いな方も安心してリンクをお使いください。
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